小玉の祭壇優良知識Diary

葬儀の後の食事はマナーを守っていただきましょう

2019年02月14日
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お通夜の後など、葬儀に参列した後に参列者が集まって食事をする機会があります。遺族が参列してくれた人に対するお礼の気持ちを表すのはもちろんのこと、故人への供養の意味も込められたものなので、マナーを守って落ち着いて過ごしましょう。

まず、お通夜の後に行われる会食があります。これは通夜振る舞いといって、参列者へのお礼だけではなく、会食しながら故人の思い出話をする貴重な場になります。2時間半ほどで終了するのが一般的で、お寿司やお刺身、おにぎり、天ぷら、オードブルなど、年齢を問わず食べられる料理が用意されます。

また、火葬をしている間、控室などでお茶やコーヒー、お菓子などをいただくこともあります。火葬の時間がお昼時の場合は、お弁当が振る舞われることもありますので、故人を偲びながらいただきましょう。ちなみに、やむ負えない事情があって、どうしても時間がない場合は辞退することもできます。そんなときは遺族に必ず声をかけて、理由を伝えておきましょう。そしてもう一つ覚えておきたいのは、法事の後にも食事をする機会があることです。そのときは、陰膳といって、故人の位牌と遺影の前に法事に出席した人と同じ食事をお供えするのが一般的です。