小玉の祭壇優良知識Diary

2人分合同で行う場合、葬儀の費用はどうなるのか

2018年11月14日
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大体同じ位の時期に親族が亡くなった場合、それぞれの人に対して葬儀を別々に行う事も出来ますが、タイミングによっては同じ時に合同で行う事も勿論可能です。ただ、合同で行う場合は、2人を別々で行う時と同じ費用となる訳ではありません。

単純計算で行くと、2人を別々で行った場合よりも、合同で行った場合の方が安くなる傾向です。なぜそうなるかというと、遺影や棺は2人分必要ですが、祭壇、会場は1つで良いので、その分の費用が別々で行う時よりも安くなるからです。

とはいえ、参列者の数によっては広い会場を用意する必要があるので、会場の分の費用は1人の時よりも高くなります。また棺も2ついるので、1人の時の倍の額となります。ただ、葬儀の司会者をプロに依頼する場合、その費用は故人の数に比例するのではなく、あくまでも葬儀1回に付きいくら、という計算になります。だから3人以上で一緒に行っても、司会者に対して払う費用は変わりません。したがって、葬儀の費用自体は2人別々に行うよりも、一緒に行う方が安くなります。またその費用自体は大体1人の時よりも少し高額になる程度なので、一般的には2人亡くなった場合は別々の日に行うのではなく、同じ時に葬儀を行う選択をする人の方が多くなっています。