小玉の祭壇優良知識Diary

今はデジカメの時代を反映していますが

2017年03月30日
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お葬式を行うにはどこが会場であるにしても祭壇を設置しないとなりません。その祭壇の上には故人の顔写真が写ってる遺影が飾られることになります。この遺影の設置ですが、かつては写真はすべてアナログでしたから、それを作るときは既にプリント印刷されてる写真をもちこんで葬儀業者が処理をしていました。

具体的な手順ではコピー機で写真をコピー拡大印刷していました。また場合によってはそれをさらに部分修正して対応していました。部分修正では普段の衣服の代わりに喪服を着てるかのような感じで修正を行っていました。

その後21世紀になってパソコンが一般的になると、今度はパソコンで画像処理をできる時代へと変化しました。最初のころはまだデジタルカメラが一般的でなかったので、プリント印刷されてる写真をスキャナーで取り込んで、専用のソフトで部分修正してみたりなどして対応していました。しかし今はデジタルカメラが一般的な時代なので、基本はパソコンなどに保存されてるデジタルデータをSDカードやUSBメモリーなどの形で提供へと変化しています。あとはその中からスタッフが適当なのを選び、それを専用のソフトで部分修正して完成させていきます。そのソフトでの部分修正が可能になったため、場合によっては実際の写真映りよりも若干若く見せかけることも可能となっています。なお今の時代の葬儀業者では、極力ご遺族や故人の希望にこたえるために、比較的寛大な対応をとってるところが多くなっています。何十年も前では写真は喪服やスーツ姿が多かったところ、今では普段着姿や横向いた姿でも使われるようになってきています。