小玉の祭壇優良知識Diary

いつに葬儀が執り行えるのかをチェック

2020年09月16日
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一般的には、お葬式の形式は故人が信仰していた宗教・宗派に従って行うのですが、とくに、信仰する宗教がなかったり、分からなかったりした場合はどうなるのでしょうか。一概にいえないですが、故人の生家の宗教に従うのがよいでしょう。

その場合、既婚の女性は結婚した先の家の宗教に基づきます。また、最近では宗教に寄らない葬儀を希望するケースもあるようで、樹木葬や海への散骨などが一例ですが、家族葬もあれば、亡くなる前に行う生前葬も希望されているケースもあります。

一度、形式を調べておくのがスムーズに事を運べるのではないでしょうか。また、亡くなったからすぐに葬儀・告別式が執り行えるワケではありません。火葬場の混み具合にもよりますが、亡くなられた翌日がもしも友引であるのならば、3日後に執り行えることを知っておきましょう。

暦が深く関わるのは、昔ながらの慣習ですが、翌々日の告別式が友引にあたれば、翌日に仮の通夜、翌々日に本通夜、そして3日後に葬儀・告別式という日程になります。それがなぜか、友引は死者が友を呼ぶと言われているためです。

もちろん、そうしたことは迷信ですが、友引の日に火葬場が休みになる場合も少なくありません。